- 001:2019年F1第17戦日本GP予選は10時開始です。
- 002:これより、2019年F1第17戦日本GP予選の模様をお伝えしていきます。
- 003: 日本GPの舞台となるのは三重県にある鈴鹿サーキット(1周5.807km)です。決勝は53周、トータル307.471kmで争われます。
- 004:本来12日(土)に実施予定だった予選ですが、台風19号の接近に伴って土曜日のスケジュールが全てキャンセルとなり、この時間に行われることになりました。鈴鹿で日曜日に予選と決勝が同日開催となるのは2010年以来のこととなります。
- 005:珍しい8の字型のレイアウトとなっている鈴鹿サーキットは日本が世界に誇るテクニカルコースとして知られています。全部で18の低速、中速、高速コーナーが盛り込まれています。特にセクター1は7つのコーナーがひしめく難しいレイアウトとなっており、ドライバーの腕が試される区間として有名です。
- 006:高速コーナーが多いことから、クルマを地面へ押し付けるダウンフォースが重要になるとともに、シケインやヘアピンなどの低速コーナーもあるため、そこがセッティングやドライビングの難しさとなります。また、タイヤへの負担も大きく、決勝ではタイヤをいたわることも必要です。
- 007:鈴鹿のDRSゾーンはホームストレートの1か所のみです。前車との間隔を計測する検知ポイントは最終シケインの手前50mに設けられます。決勝では検知ポイントで前のクルマとの差が1秒以内であればDRSを作動することができます。
- 008:鈴鹿はそれほどオーバーテイクが多く見られるコースではありませんが、最大の追い越しポイントはこのDRSゾーンが設けられるホームストレートエンドの第1コーナーとなります。このほか、バックストレートから130Rを経た最終シケインなども追い抜きポイントになります。
- 009:金曜日に行われた2回のフリー走向ではメルセデスが強さを発揮し、いずれもバルテリ・ボッタスがトップ、ルイス・ハミルトンが2番手となりました。
- 010:一方、フリー1ではボッタスに1.3秒ほどのギャップを付けられて5番手となったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)ですが、フリー2では一気に1秒も差を縮め、トップから0.281秒差の3番手につけました。メルセデスとの差はまだあるものの、これから行われる予選に期待を抱かせる進歩を遂げています。
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