マックス・フェルスタッペン
2位|18P
Max Verstappen
チーム/車番 |
レッドブル/33 |
国籍/出身地 |
オランダ/ベルギー・ハッセルト |
生年月日 |
1997年9月30日 |
身長/体重 |
180cm/67kg |
F1デビュー |
2015年オーストラリアGP(トロロッソ) |
初優勝 |
2016年スペインGP(レッドブル) |
前回優勝 |
2020年アブダビGP(レッドブル) |
2021年の成績一覧
過去の戦績一覧
年 |
チーム |
順位 |
PTS |
参戦 |
最高位 |
優勝 |
表彰台 |
FL |
BG |
PP |
2015 |
トロロッソ |
12位 |
49 |
19 |
4位 |
0 |
0 |
0 |
6位 |
0 |
2016 |
トロロッソ/レッドブル |
5位 |
204 |
21 |
1位 |
1 |
7 |
1 |
2位 |
0 |
2017 |
レッドブル |
6位 |
168 |
20 |
1位 |
2 |
4 |
1 |
2位 |
0 |
2018 |
レッドブル |
4位 |
249 |
21 |
1位 |
2 |
11 |
1 |
2位 |
0 |
2019 |
レッドブル |
3位 |
278 |
21 |
1位 |
3 |
9 |
3 |
1位 |
2 |
2020 |
レッドブル |
3位 |
214 |
17 |
1位 |
2 |
11 |
3 |
1位 |
1 |
※PTS:獲得ポイント 参戦:参戦回数 優勝:優勝回数 表彰台:表彰台獲得回数 FL:ファステストラップ回数 BG:ベストグリッド PP:ポールポジション回数
ドライバー紹介
元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つマックス・フェルスタッペンは、母親も有名なカートレーサーだったこともあり、幼いころからレースに親しんできた。4歳でカートレースを始めると、2006年以降、オランダやベルギーを中心としたローカルシリーズを軒並み制覇。2010年にはカートのヨーロッパ選手権ならびに世界選手権(KF3クラス)に戦いの場を広げ、いずれもチャンピオンとなった。
その後もカートの上位カテゴリーで数々のタイトルを獲得したフェルスタッペンは、2014年にヨーロッパF3選手権にエントリーし、参戦初年度ながら10勝を挙げてランキング3位となっている。この間、レッドブルの育成ドライバー契約を結び、2015年にトロロッソから17歳の若さでF1デビューを飾った。
デビューシーズンとなった2015年には、信頼性に欠けるルノー・パワーユニット(PU)のトラブルでリタイアとなるような不運も多かったものの、その優れた才能を随所に発揮。速さとともに大胆な追い抜きを行う技術や判断力の高さを見せ、「新たなセナ」との称号まで与えられるほどだった。
2016年には第5戦スペインGPからダニール・クビアトと入れ替えにトップチームのレッドブルに昇格。そのレースで予選4番手となったフェルスタッペンは、メルセデスの2台が同士打ちリタイアとなったチャンスを生かし、移籍後初レースで見事に優勝を飾ってみせた。18歳と227日での優勝は、これまでセバスチャン・ベッテル(当時トロロッソ、現フェラーリ)が持っていたF1最年少優勝記録を大きく更新するものだった。この年はドライバー・ランキング5位で終えている。
2017年はルノーPUの信頼性問題に苦しめられ、シーズン序盤は完走率5割という厳しいレースを強いられる。それでも予選ではリカルドを上回ることが多く、その才能をアピール。シーズン終盤の第15戦マレーシアGP、第18戦メキシコGPで優勝し、ドライバー・ランキングは6位だった。
2018年シーズン中にレッドブルとの契約を2020年まで更新したフェルスタッペンだが、シーズン序盤はルノーPUのパフォーマンスや信頼性不足に苦しめられた。しかし、シーズンが終盤を迎えるころには安定度が増し、第9戦オーストリアGPと第19戦メキシコGPで2勝を上げ、第17戦日本GP以降は5戦連続で表彰台に上る活躍を見せ、ドライバー・ランキングは4位となった。
2019年のレッドブルはホンダPUを搭載。フェルスタッペンはレッドブルの地元オーストリアGPでホンダにとって13年ぶりの優勝を飾った。その後、ドイツGP、ブラジルGPと3勝を挙げ、メルセデスAMGの2人に続きドライバー・ランキングは3位となった。
2020年は好調ホンダPUを搭載したレッドブルのフェルスタッペンが最年少F1チャンピオン記録に挑んだが、王者メルセデスとルイス・ハミルトンの壁は厚かった。そしてこれからという時にホンダがF1撤退を発表した。
2021年はホンダ・ラストイヤー。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがどこまでチャンピオン争いに絡んでくるのか、世界中が注目している。
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