サーキット
インテルラゴス・サーキット開催GP:ブラジルGP

開催地 | ブラジル/サンパウロ |
---|---|
全長/周回数 | 4.309km/71周 |
走行距離 | 305.909km |
コースのタイプ | 常設サーキット |
開催回数 | 37回 |
日本との時差 | 12時間 |
レコードラップ | 2018年 V.ボッタス (メルセデスAMG) 1.10.540 |
レース結果
開催日 | 優勝 | ポールポジション | |
---|---|---|---|
初開催 | 1973年2月11日 | E.フィッティパルディ | R.ピーターソン |
前回優勝 | 2019年11月18日 | M.フェルスタッペン | M.フェルスタッペン |
今シーズン | - | - | - |
サーキット情報
アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェが正式名称となるインテルラゴス・サーキットは1973年にブラジルでF1を初開催したサーキットだ。1978年と1981年から1989年まではリオ・デ・ジャネイロに開催場所を移したF1だが、1990年以降はすべてこのインテルラゴスで開催されている。
全長は4.3kmほどでF1サーキットの中では短い部類に入るサーキットだ。コース序盤と終盤は長いストレート区間があるものの、コース中盤は曲がりくねっており、低速から高速コーナーまでそろったクルマの総合力が求められるコースとなっている。
また、このコースは通常のサーキットとは逆の反時計回りであることに加え、ロングカーブがあることから、ドライバーの首にはいつものレースとは逆の方向に大きな負荷がかかることになる。このためドライバーにとっては体力的負担が大きいコースでもある。
また、このサーキットが位置するサンパウロは標高800mほどの高地にあるため天候が変わりやすいことでも知られている。しかも、雨が降り始めると一気に豪雨になることも少なくないため、少しでも雨が降り始めると各チームが一斉にタイヤ交換のためピットインする光景が繰り広げられることも多い。
この雨がレース展開に影響を及ぼすことも多く、1993年のアイルトン・セナや2003年のジャンカルロ・フィジケラの逆転優勝や、2008年の最終ラップでルイス・ハミルトン(当時マクラーレン)が逆転でのF1タイトル獲得を決めたレースなど、雨がらみで波乱の展開となることが多いサーキットでもある。
2019年には、ホンダのパワーユニットを搭載するトロロッソのピエール・ガスリーに対し、王者メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが最終コーナーからホームストレートにかけてオーバーテイクを仕掛けたが、ホンダがパワー勝負で競り勝ったことが大きな話題となった。